フユタビ’12(ケニア編)#3 人にやさしく

マサイマラ国立保護区は、ナイロビから約260キロ。
広さは1,800平方キロメートルもあり、
大阪府と同じくらいの大きさ。
4年ぶりに訪れたサバンナは、
相変わらずの動物天国だった。

 

マサイマラ国立保護区

マサイマラの名前は、
この地に暮らす先住民マサイ族と、
国境を流れるマラ川に由来して名付けらた。
肉食動物・草食動物ともにその種類、個体数が最も多く、
ケニア随一の動物王国として知られている。

今回のサファリは3泊4日で200ドル。
保護区の入場料はもちろん、
移動代、ガイド代、食事代、ホテル代
も含んでいるから安いと思う。
当日、もう30ドルプラスして
ホテルもアップグレードした。

マサイマラに到着すると、
サファリカーに乗ってゲームドライブのスタート。
サファリカーは天窓が開閉式の四輪車で、
天窓の部分から顔を出して、走り周りながら動物を探す。

 

これぞアフリカ

道は悪路だが、見渡す限りの地平線!
これぞアフリカ、という雄大な景色が広がっている。

ライオン、ゾウ、サイ、ヒョウ、バッファローのことを
「ビッグ5」という。
これらをすべて見るのが目的だが、ヒョウがなかなか見られない。
ドライバーの腕と運が重要で、
驚異の動体視力で遠くに潜む動物たちを探してくれる。

今回はとっておきのアイテムを用意した。
重さ2キロはある、600㎜の望遠レンズである。
このバスーカがあれば、迫力があるアップの写真が狙える。

チーターやジャッカル、キリンやシマウマ、
次々と動物が現れた。
最初はテンションがあがり、必死にカメラを向けるが
だんだんと見慣れてしまう。
ライオンですら、ただの景色に思えてしまうのは少し残念だった。

イボイノシシなどの草食動物、
ダチョウやカンムリヅルなどの鳥類のほか、
タレク川にはカバやワニも生息していた。

イヤホンを取り出し、
音楽を聴きながら風を浴びる。
気持ちいいなぁ~。
春のような気候で、だんだん眠たくなってきた。

このサファリで最も印象深い光景は、
朝日に照らされるサバンナと、
夕日に染まる雲の美しさ。
これは一生忘れないだろうな。

 

旅のカケラ/slideshow

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