フユタビ’13(モロッコ編)#6 SELF PORTRAIT

年が明けたーー。
2014は、マラケシュからスタート。

 

ジャマ・エル・フナ広場

ジャマ・エル・フナ広場は、400m四方の広場で
多くの屋台がひしめき合い、大道芸人がこぞって芸を披露している。
「ジャマエルフナ広場の文化空間」として無形文化遺産に登録されていて、
かつては公開処刑場だった場所でもある。

マラケシュでは2泊したが、ほとんどこの街を見ていない。
連日の大移動に消耗しながら、
人でごった返すフナ広場で夜の屋台をはしごした程度だ。

名物のオレンジジュースやエスカルゴ、
タンジーヤ(すじ肉の煮込み)は、辛うじて口にした。

 

夜明け前のマラケシュ

少しくらいは迷宮都市を歩かねば!と、
まだ夜も明けきらない午前5時に起き、
真っ暗な街を彷徨った。
夜の喧騒が嘘のように、静寂に満ちた路地。
カツカツカツ、と時折ロバが追い越していく。

いったいいつの時代に迷い込んだのだろう…
アフリカらしくない、中世ヨーロッパの古都を感じていた。

小さなドーナツ屋に入り、ミントティーと一緒に朝食。
こんな新年のはじまりも面白い。

マラケシュの旧市街は別名「赤い街」と呼ばれている。
その名の通り、街全体が赤い日干し煉瓦で造られ鮮やか。
メディナは石畳の路地が迷路のように入り組み、
ひとつ角を曲がると、光と色があふれる世界が広がっていた。

 

 

次はフェズ

散歩を終えると、今度は列車の旅。
もう一つの迷宮都市フェズに向かう。
今日もまた7時間という長い移動だ。

昨年のケニアにつづいて今年もまた、
アフリカのゆるやかな時間に身を任せながら、
新しい1年をはじめよう。

A HAPPY NEW YEAR

 

旅のカケラ/slideshow

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