頼れるエース、LEICA Q (Typ116)

LEICA Q-2が発売された。
とんでもないお化けスペックで、
思わず計算機を叩いてきたけど、
とても手が出せる余裕はなかった…。

今、メイン機として活躍してくれているのが『LEICA Q (Typ116)』。
すでに3年ほど使っているが、いまだに感動を与えてくれる秀逸なカメラ。
いまさらながら、レビューをしてみよう。

意を決して購入したLEICAのフルサイズコンデジ。
当時はSONYから発売されたRX-1と悩んだ記憶がある。
RX-1は20万、Qは60万だった。
持っているカメラを数台売り、3年ローンでやっと手に入れた。

本体はLEICAらしいクラシックなフォルム。
シンプルで無駄がなく、洗練されたデザインは
所有欲を満たしてくれる、

フルサイズセンサーを積んだカメラとしては小さくまとまっているが、
同じフルサイズのRX-1と比較するとずいぶん大きく感じる。
(やっぱりSONYの技術はすごいよね)

もう少し詳細を見てみると、
小さなボディにたくさんの機能を搭載されている。
2400万画素のフルサイズCMOSセンサーは
最大ISO50000までの超高感度撮影が可能で、
レンズは「ズミルックス 28mm F1.7 APSH.」を採用。
このレンズ、単品で買ったら80万くらいするし、
ある意味お得なカメラかも。
光学式手ブレ補正機能も搭載しているし、
秒速10コマという高速連射も実現。

本体には368万ドットの電子ビューファインダーも内蔵。
背面液晶はタッチフォーカスも可能。
当然、動画撮影もできる。
意外と嬉しかったのが、
単焦点レンズの短所を補うクロップ撮影モード。
クロップボタンを押すと、背面液晶とEVF内に
換算35mm→50mmの画角のブライトフレーム(白線)が表示され、
その画角にクロップした状態で撮影ができる。
つまり、28㎜、35㎜、50㎜の3本のレンズを搭載しているようなもの!

最後に描写力。
さすがはズミルックスで、開放からシャープな描写性能があり、
階調表現も自然でありつつもダイナミック。
風景を切り取る、LEICAの真骨頂だ。

じっくりと面倒くささを感じながら撮影したいときはLEICA Mで、
ストレスなく撮影したいならQがいい。
どちらも甲乙つけがたく、
LEICAのカメラはそれぞれに個性があるから愛着もひとしおだ。

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