LEICA M6、それはフィルムカメラの王様

フィルムカメラの王様と言えば「LEICA M6」である。

フィルムカメラファンの憧れで、
デジカメ全盛期の昨今でも特別な存在として
輝きを失うことはない。
そんなステータスと実力を兼ね備えた、
最強カメラだと思う。

M型LEICAは、1954年に
35mmレンジファインダーカメラの始祖である
エルンスト・ライツが送り出したライカM3からはじまり、
M2、M4、M5と続いてきた。

1984年〜1997年にかけて生産されたライカM6。
M型ライカ本来の外観に露出計を搭載した、
最強のスナップシューターである。

後継機種のM7にも興味はあったが、
電子式シャッターなのが残念。
やはり伝統の機械式シャッターを味わいたい。
そして、金額も40万近くするのがネックだ…。

 

M6は軍艦部前面にライカの赤いロゴマークが装着され、
威風堂々とした佇まいが気持ちいい。
これぞ所有欲を刺激するステータスシンボル!
デジタルレンジファインダーのM10と、このM6で、
我が家の‟最強2トップ“となっている。

 

さて、このM6には主に
「Summaron(ズマロン) 35mm/F3.5」を使用している。
やっぱりレンジファインダーカメラに似合うのは、
オールドレンズの広角レンズだろう。

Summicron(ズミクロン)35mm/F2もカッコいいのだが、
すでに50mmのズミクロンをM10で使用しているし、
とにかくこのレンズは高い!(2本も買えない…)

だったら、と探して見つけたのが
焦点距離35mmのズマロン。
ズマロンとは戦後、
ライカの広角レンズに付けられた名称で、
レンズ構成は4群6枚である。

おそらく30年以上前に作られたであろうこのレンズ。
M6にピタッと似合い、
もう、このレンズの個性としか言えない
アンティークな写りが気に入っている。

いつも旅先に持っていくカメラは
まずはLEICA Qは決まり。
そしてもう1台となると
M6かM10か…、それが問題だ。

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