幸せな寄り道

リマへの飛行機まで時間があるので、
宿に荷物を預けてセントロを街歩き。

 

19世紀の名残

南米の街のつくりは、
スペインやポルトガルの植民地だったことから、
セントロと呼ばれる公園や教会を中心に栄えていて、
ここもイキトスも例外ではない。

1750年よりキリスト教伝道師が街を拡大化、
1900年代初めよりゴム産業で栄え、
多くのヨーロッパからの移民を迎え発展した。
陸路では行けない、世界最大の街と言われ、
そのため、街中には三輪タクシーかバス、バイクしか走っていない。
照りつける日差し、湿った空気はアジアを彷彿とさせる。

オベリスクが美しいアルマス広場を通り抜け、
「鉄の家」や「旧パレスホテル」など、
19世紀にの名残りを今に伝える建物をいくつも目にした。

 

屋台でワンプレートランチ

 

川辺の屋台で昼食。
言葉が全く通じないので、ちょこんと屋台に座り、
食べるゼスチャーをして、空腹なことを伝えた。

 

おばちゃんは笹に包まれたちまきのようなものを皿に盛り、
簡単なおかずを添えて出してくれた。
70円くらいのワンプレートだ。

最後に市場を覗き、
貝や木の実でできたブレスレットをひとつ買って
イキトスに別れを告げた。

モトバイクで空港に向かい、
小さな飛行機でリマへと飛んだ。
もう一度訪れる機会はあるだろうか?

たまたま「イキトスはいいよ」と聞きつけ、
航空券も安かったから来てみた場所。
とても幸運な寄り道だったと思う。

 

旅のカケラ/slideshow

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