フユタビ ’19(台湾編) ♯07(fin) 明日はきっといい日になる

 

タビの終わりは
夜明け前のタクシーが多い。
重たいまぶたをこじ開けて、
車窓に流れる街並みを眺める。
残り少ない手持ちの現金と、
フライト時刻を心配しながら。

チェックインを済ませると
あとはラウンジでのんびりと朝食。
高雄国際空港のラウンジは、
ちょっと狭かったけど、ごはんは美味しかった。

IT280
7:50高雄→12:10成田

帰国便はタイガーエアライン。
感覚的だけど、最も狭いLCCだと思う。
それでも疲れと眠気ため、気持ちよく眠れた。

成田空港は気持ちがいいくらいの快晴だった。
ようやく新年を迎えたという実感がわき、
頭の中に琴の音色が響く。
ゆったりとした、正月独特の雰囲気。

今回のタビはとても小さく、
刺激少なめの5日間だったけど、
フィルムライカをメイン機として持っていったので撮影が楽しめた。
ピントも露出もすべてマニュアルだし、フィルムの入れ替えも手間。
ただ、1枚撮影するのに、いろいろと気を遣うので、
自ずと被写体をじっくり観察できた。
実はこういう手間こそが楽しいし、写真の醍醐味だろう。

 

タビもカメラも、
不便の中に面白さや発見があるんだろうと、改めて思う。
見慣れた景色も、フィルムカメラを持って出かければ、
きっと違った気づきがあるはず。

100ヶ国まであと3つ。
もう少しのようで、とても遠い。
限られた時間の中で、無理に数を稼ぐのではなく、
行きたいと思う場所と、タイミングを見定めようと思う。

刺激を求めなくても、
フィルムカメラで撮影するように、
ひとつひとつを丁寧に行えば、
明日はきっといい日になる。

 

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