ナツタビ’14 (ボルネオ編) #05 ロビンソン

今日はさらに快晴!
晴パワーはやはり健在だ。

もう5回目?になるオールドモスクに行き、
まずは朝の礼拝。

 

ラスト・ブルネイ

昨日見つけた食堂で朝食。
お決まりのラクサを食べると
今度は水上タクシーで水上集落に渡り、
1時間ほど散歩をした。

手持ちのブルネイドルもキレイに使い切ったので、
ブルネイ、やりきったかな!?

さぁ、次の冒険に出かけよう。

 

ミリを目指す

1日2便しかないミリ(マレーシア)行きのバス。
出発はバスターミナルではなく、
「道路で待ってれば来る!」
というから、不安で仕方ない…。

だから、予定の1時間も前に、
炎天下の路上にポツリ(苦笑)
当然こうなるわけ。

時間が経つにつれ、不安が込み上げる。
このアバウトな感じが旅を盛り上げるんだけど、
それでも割り切れない。
周囲の人に、「ここでいいんだよね?」
と、聞いて回った。

定刻の20分前にバスは到着。
ホッと胸をなでおろし、一番良さげな席をキープ。

車内はキレイで、エアコンも完備。
ブルネイのバスは高得点だ。

バンダルスリブガワン(ブルネイ)→ミリ(マレーシア)
20ブルネイドル(約1600円)/5時間

車窓に流れる景色をぼんやりと眺める。
世界一周の記憶がオーバーラップする。
いまがいつで、どんな位置にいるのか、
自信が持てなくなる。

すべてが夢のようで、
これから先、どこに向かうのか…?
旅のように儚く、
ふわふわとした日常が急に怖くなる。

 

どうにかなるさ

国境を越えて、ミリの郊外に落とされた。
さてどうしたものか?

時刻は17時。
町に行くバスはないようだ。

旅も、毎日も、
こうやって小さな選択が用意されている。
優柔不断で、迷っているときが楽しい性格なので、
とりあえずフラフラと歩き出してみる。

すぐに答えを出すことが正しいとは思わない。
モラトリアムの中で、
自分のタイミングを見つければいいだけだ。

市場を見つけた。
そういえばお腹が空いたなぁ…。

市場の裏手に屋台街があった。
BBQという看板を出した店が数店ある。
香ばしい香りに誘われ、
値段も聞かずに適当に指差して注文。

ちょっとワイルドな味がしたけど、美味しく、
値段も200円程度だった。

タクシーを捕まえ、町に向かう。
宿の情報がないから勘で探すことにした。
次第に暗くなる。急げ、急げ!

「民宿」とかかれた看板を幾つか目にする。
英語表記はホームステイ。
その中でも怪しげな民宿を訪ねてみた。
きっと安いだろうと思って。

中華系の宿で、英語が全く通じない。
ボス、ボスと繰り返す!?
うーん、さっぱりわからん…。

あきらめて帰ろうとすると
待て、待てと引き留められた。

そこにボス登場!
訛りのひどい英語だったが、なんとか通じた。
満室だったため、車で違う宿に連れて行ってくれて、
しかも600円のディスカウント!
1500円でダブルルームを用意してくれた。

なんとかなるものだね。
こうして今日も、旅はうまく転がっているw

旅のカケラ/slideshow

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