フユタビ ’19(台湾編) ♯02 陽はまた昇る

台北駅から2駅ほど離れた
三重という街にいる。

今回はほとんど無計画だが、
メインは高雄で過ごそうと思っているので、
「台北→高雄」の台湾高速鉄道(新幹線)の
チケットだけは予約しておいた。

 

今日は大晦日

さて、朝食がてら街を散歩する。
今日は大晦日かぁ、
またこうして海外で年を越せるのは幸せだ。

路地に入ると朝市が行われていた。
活気に溢れていて、元気をもらえる気がする。
何が欲しいわけではないが、
異国の市場はその街の住人になったようで
とても心地がいい。

朝食は屋台で見つけた小籠包。
50元(約180円)で12個も入れてくた上に
温かい豆乳もおまけしてくれた。
台湾の人はいつもサービス精神が旺盛で優しい。

ホテルの前のベンチに腰かけ、
熱々の小籠包を頬ばった。

 

高雄の龍虎塔

さて、台湾の新幹線で高雄に向かう。
Klookというサイトで予約したのだが、
たまたまキャンペーンをやっていて
「BUY 1 GET 1 FREE」となっていた。
チケットを1枚買えば、もう1枚は無料!
5000円ほど得してしまった。

台北駅の窓口に行き、バウチャーを見せると
チケットを引き換えてくれた。
日本と同じ車両なのでとても静かで快適だ。

うとうとしながら90分、
終点の左営(高雄)に到着した。

まずは駅のロッカーに大きな荷物は預け、
タクシーに乗って「龍虎塔」に向かう。
高雄の中心地からは距離があるので
ここだけは先に観光しておくのが効率的だ。

高雄と言えばこの龍虎塔のイメージ。
蓮池潭のほとりに立つ2つの塔。
悪魔が入って来ないように
ジグザクに折れ曲がった桟橋の先に、
大きな龍と虎が口を開けて待っている。

この龍の口から入り、虎の口から出てくると
善人のなれると言い伝わっている。
台湾では、一番良い動物=龍、
一番悪い動物=虎と信じられているそうで、
龍の口から入り、虎の口から出てくると、
災いがなくなり、福が来るのだとか。

塔にも登ることができ、
100段ほど続く螺旋階段がしんどいが
眺めがよく、風が気持ち良かった。

 

世界2位の実力

2時間ほど観光し、再び左営駅に戻ってきた。
そこからMRTで美麗島駅に移動し、
駅構内にある「光之穹頂(光のドーム)」に立ち寄った。

実はここ、アメリカのニュースサイトの
「世界で最も美しい地下鉄駅ランキング」にて
2位に選ばれている。
ちなみに1位はカナダ・モントリオールの
「シャン・デ・マルス駅」。

構内中央に2本の支柱と
4500枚のステンドグラスで彩られていて
フォトジェニックな空間が広がっていた。

今回の旅は行き当たりばったりなので
たまたま乗り換え駅だったり、
ホテルの最寄り駅だったりで
後付けで立ち寄りスポットを見つけている。

上手いことピースがつながって
旅を演出してくれるので
なかなか充実した旅になってきた気がする。

 

旅のカケラ/slideshow

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です