ハルタビ’15(インドネシア編) #6 足音 〜Be Strong

 

午前3時起床、
旅先の朝はすこぶる早い。
午前4時に朝食を摂り、
小雨と夜の帷の中、バンドゥン駅に向かった。

 

首都ジャカルタ

5:00バンドゥン→8:04ジャカルタ
(1等車/1200円)

すこぶる快適な列車。
うたた寝してるうちに首都ジャカルタに着いた。

街には高層ビルが建ち並び、
インドネシアのイメージが大きく崩れる。
そう、アジアはどこも著しく発展している。

初めてのジャカルタ、
そして、ここがハルタビの終着駅。

 

宿に荷物を置き、最後の観光に出かける。
さて、どこに行こうか?

このハルタビはネパールを予定していたこともあり、
とにかくすべてが出たとこ勝負。
移動も宿も現地調達。
短期の旅ではなんとも命とりなやり方だが仕方ない。
『地球の歩き方』を持ってきてよかった♫

 

路地裏にあるドラマ

動物園に行ってコモド大トカゲを見ようかとも考えたが、
コタ地区に向かい、オランダ植民地時代の名残眺め、
コロニアルな景色を楽しむことにした。

そこからさらに足を延ばし、
スンダ・クラパ湾の近くにある、
小さな集落に迷い込んだ。

やっぱりこれが旅の醍醐味。
スラムのような雰囲気で、
トタンでできたような家が密集。
どこも大家族で、子供たちで溢れていた。


ハロー、笑顔の子供たち。
彼らにカメラを向けると、大人たちも笑顔で
その様子を見ていた。

迷路のような路地を行き、
どっちだろう?と首をキョロキョロしていると、
こっちだよ!と手招きし、
先導してくれる優しい人々。

日本が忘れてしまった、古き良き時代が
今もここには息づいている。

小さな小屋に入り、
慣れた手つきでおかずを指さす。
はい、今日もナシチャンプル!
ナスと魚、そしてゆで玉子を混ぜて食べた。
うまい!これで100円。

楽しい時間も束の間、
こうやって何気ない日常に溶け込みながら
旅の終わりを迎えた。

最後はショッピングでしめるつもりだったが、
思わぬ計算ちがい…。
ジャカルタのお土産店が見つけられず、
見つけたのはデパートのハンドクラフトのみ。
値段も、いままでより3〜5倍高い!
しまった、先に買っておけば良かった…。

残念ながら今回は
バックパックをスカスカで帰国しますか…。

 

旅のカケラ/slideshow

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