手のひらにLeicaを「LEITZ PHONE 1」

所有しているライカのローンが終わらない。
たいてい48回ローンでライカのカメラを購入しているが、
支払いをしている4年の間に魅力的なカメラが登場するからだ。

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LEITZ PHONE 1

ようやくLeica Qの支払いが終わり、
M10、M6も終わりが見えてきたタイミングで
今度はライカ初のスマートフォンが誕生した。
LEITZ PHONE 1(ライツフォンワン)という名前で
ライカの歴史に新しい幕開けを告げるモデル。

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価格は19万弱と、スマホにしては高額ながら
ライカにしては良心的なお値段。
ホントに上手なマーケティングセンスだと思う。

もちろんすでにiPhoneやAndroidスマホを所有しているので
スマホは不要で、Macと連携しているので
iPhoneから乗り換える気はさらさらない。
AndroidもデュアルSIM運用で上手く使っていたので不満はないが、
どうしてもLEITZ PHONE 1が欲しくなった。

 

資金調達と受入準備

LEITZ PHONE 1はソフトバンクの独占販売。
幸いSIMフリーで、端末のみの購入もできるというので
とりあえず予約をしておいた。
高額なモデルなので、発売までに資金調達が必要で、
カメラや使っていないガジェットを売却し、
なんとか15万円ほどかき集めた。

LEITZ PHONE 1はデュアルSIMができないので、
現在デュアルSIM運用しているAndroid端末(OPPO Rino A)から
SIMを1枚抜き出し、ライカに入れることにした。
スマホ3台持ちは正直不便だが、1台はコストゼロの楽天モバイルなので
非常用に電源を切ってカバンに忍ばせておけばいいか。

 

持つ喜び、新たな歴史

さすが超高級スマホ。発売日当日に入荷の連絡があった。
手続きを済ませ、いざ開封。
ライカらしい高級感漂う箱に、こいつは鎮座していた。

ライカ初のスマートフォンは、シャープとの共同開発。
同スペックのAQUOS R6という機種があるが、
デザインの良さが光る、ライカライクな仕上がり。
外周がアルミの削り出しになっていてこれぞライカのお家芸!
妥協のないデザインと品質に惚れ惚れする。

それもそのはず、デザインはドイツのライカデザインスタジオが手がけ、
本当に必要なものだけを取り入れるという哲学に従い
シンプルでミニマル、そして直感的な操作性が特徴となっている。
そしてライカのロゴがさりげなくも、圧倒的な存在感だ。

 

これがライカの精神

LEITZ PHONE 1は、卓越した光学技術で、
優れた画像処理ソフトウェアとライカを象徴するデザインを融合。
日常の瞬間を切り撮って、ライカならではの表現力を楽しませてくれる。

レンズは代表的なズミクロンを採用。
f1.9の明るいレンズで、
ライカMが醸し出す階調表現や描写力を再現する。

2020万画素の高解像と高い処理性能を持つ
最新のCPUは「Snapdragon888 5G」を採用。
パワフルな1インチのイメージセンサーも搭載していて
もはやスマホではなく、ハイエンドなコンデジだ。

レンズ保護用のレンズキャップはマグネット式で、
スマホカメラにキャップを着けるという発想は
レンズを重んじるライカらしい配慮だ。
上質な仕上げが施された専用のシリコンケースも付属していて、
このキャップとケースで3万円くらいの価値があると思う。

あと、特筆すべきは「Leitz Looks」。
ライカのエンジニアが開発した撮影モードで、
フラッグシップモデルのライカMモノクロームの視覚言語をベースに
ライカならではの美しいモノクロ撮影を行うことができる。
Leitz Looksはファームウェアのアップデートにも対応するそうだ。

普段使いでライカを持ち歩くにはやや抵抗があり、
飲食店でわざわざカメラを構えるのもはばかれると思っていたので
日常使いができるライカを手にしたことは大きいと思う。
SIMカードは仕事用スマホのSIMを挿したので、
電話としても使うし、気分良く仕事ができそうだ。

相変わらず電話の開通作業やモバイル通信を使用するための
APNの設定には手間取ったが、なんとか完了した。
あとは落とさないように気をつけながら
ガシガシと写真を撮って、使い倒そうと思う。

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