さよならサファリ

サファリ最終日、
午前6時半に車に乗り込み
モーニングサファリと決め込んだ。

 

インパラが跳ねていく

山裾から太陽が顔を出し、
草原に無数の影が伸びた。
雲がほんのりと赤くにじみ、
インパラが気持ちよさそうに跳ねていく。
心地よい朝の風に吹かれながら
穏やかな気分でサバンナを駆けた。

遠くにゾウの群れがいて、
キリンの首が重なってクロスのシルエットを描く、
赤や青の鳥たち、
相変わらず寝ぼけているライオン…。

およそ3時間のサファリは、
この3日間を回想しながら
最後のサバンナを目に焼き付ける時間だった。

 

ナイロビに帰ろう

テントに戻り、朝食を摂る。
荷物をまとめ、さぁナイロビに帰ろう。

マサイ・マラ国立公園からナイロビまでは
6時間の移動。
イヤホンで音楽を聞きながら
午後の風に吹かれて眠った―。

『ニューケニアロッジ』
4日ぶりにナイロビの宿に戻り、
熱いシャワーを浴びる。
荷物を全部部屋にぶちまけ、
明日からの「マダガスカル」に
持っていくものをチョイスした。

ザックの中は“カンガ”と呼ばれる
アフリカの布だらけ。
気に入ったデザインを見つけると
ついつい購入してしまう…。
ただでさえかさ張っている荷物が
収集のつかないことになってきた。

要らないものをまとめ、
宿に預かってもらうにした。
およそ10㎏あった…、
どうりで誰よりもザックが重たいわけだ(笑

 

日本に似てるから

スーパーに行き、レストランに行き、
ネットカフェにも行った。
都会はなんでも揃っている。
もちろん電気もあるから、
夜遅くまでパソコンを弾いていた。

サバンナの大自然の中で
動物の鳴き声を聞きながら眠るのもいいが、
都会の喧騒の中で眠るのも悪くなかった。

だって日本に似てるから…。

 

旅のカケラ/slideshow

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