フユタビ’09(韓国編)#4 つめこんだHAPPY

 

さあ、ソウル観光のハイライト!
古い伝統家屋が残る「三清洞」へ。

ソウル中心地の明洞からほど近く、
タクシーでたったの15分(約400円)だった。
この運転手がまた親切で、英語が話せないものだから
日本語が話せる友人に電話をかけ、
「どこに行きたいのか?」を橋渡ししてくれた。
韓国って優しい人が多いね。

 

朝食はコムタン

さて、三清洞(サムチョンドン)。
東京で例えるなら代官山みたいな街である。
メインの通りは
オシャレなカフェやショップ、ギャラリーがあって、
でも細い路地を進むと
古い伝統家屋がたくさん残っている。
坂の街で、尾道(広島県)っぽくもある。

まずは街のはずれにある「コムタン」専門店へ。
メニューはコムタンオンリーで、
10人も入れば満席になる小さなお店。
これでもかってほどローカルな雰囲気を漂わせ、
石油ストーブと蒸気が冬の朝を教えてくれた。

もちろん英語は通じないので、
ひなびた壁に貼ってあるメニューを指差し料理を注文。
おばあちょんがオンドルの上でごはんをよそい、
奥の厨房からは石の器が運ばれてきた。

コムタン(約400円)

牛肉、牛の内臓などを長時間煮込んだスープ料理。
朝鮮半島に伝わる伝統料理で、
肉の旨みが溶け出したコクのある味に。
ただ、スープ自体の味を味わってもらうために
薄めの味つけでテーブルにでてくるので
塩や胡椒で好みの味に整えるのが正解◎

身も心もとっても温まる朝ごはん。
居心地もいいし、これはいい店を見つけたものだ。

 

旅のカケラ/slideshow

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