天草観光を終え、鹿児島市のホテルに戻る。
時刻はすでに21時でまだ熊本市内にいた。
ナビには目的地まで200kmと気の遠くなる距離が…。
焦しニンニク脂の熊本ラーメン
最後に熊本ラーメンを食べて帰りたいな、
そう思いながらも店を探す気力もなく、
ただナビに沿って車を走らせていた。
真っ暗な道に黄色く輝く看板、
「黒門ラーメン総本店」を見つけた。
反対車線だったため一度通りすぎ、
近くで切り返して店に入った。
有名な店なのかわからなかったけど、
深夜にやっているラーメン店という雰囲気が気に入り
飛び込んでみた。席はカウンターのみで、アタリの気配。
焼きちゃんぽんが目を引いたが、
ここは王道の熊本ラーメンでしょと、
「黒門ラーメン」(700円)に決めた。
一見さんは店名の入ったメニューに限る。
白濁の豚骨スープに白い中太麵。
焦しニンニク脂が鼻腔をくすぐる。
具はチャーシュー、キクラゲ、煮卵、
そしてネーム入りの海苔。
スープはあっさりしていて、麺との相性もいい。
紅生姜や高菜を入れたくなるが、置いてなかった。
まだまだ先は長いのでさっと食べ終え、
再び車に乗り込んだ。
ラジオのボリュームを上げ、
レッドブルをお供にアクセルを踏んだ。
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