近又(豊岡市/兵庫)

風情ある街並みが残り、
「但馬の小京都」と称される出石。
出張の際に、ひと足延ばして訪れてみた。

 

名物の皿そば

出石には蕎麦屋がたくさんあり、
中でも人気なのが「近又」。
江戸時代から続くという老舗で、
行列ができる店らしいので一番乗りで来店した。
暖簾をくぐると、店内は広かった。

注文したのはもちろん「皿そば」(830円)。
ここ出石の郷土料理で、
小皿に分けて盛られるスタイルが特徴だ。

 

5皿の変化を楽しむ

食べ方は、徳利に入ったつゆを蕎麦猪口に注ぎ、
ネギやわさび、大根おろしで食べるのだが、
お店の人曰く、
「1皿目は塩だけで食べてみてください」とのこと。

サラサラと塩をふり、口に運ぶと
そば本来の風味がしっかりと味わえた。
玄そば(そばの実)を皮ごと石臼挽きしているため
香りが強いようだ。

2皿目はつゆで、3皿目はおろしを混ぜて、
4皿目はとろろを投入。
〆の5皿目は生卵を入れた。
5つの味が楽しめて面白い。

ただ、わんこそばサイズなので、
もう10皿くらいはほしいかな。

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