ホンジュラス滞在はたったの1日。
念願だったマヤ遺跡の「コパン遺跡」を堪能できたので
もうこの国に思い残すことはない。
もう一度グアテマラに戻り、
次はマヤ遺跡の中でも最大と言われる
「ティカル遺跡」を目指すことにする。
まずはフローレスの街へ
ここコパン・ルイナスからティカル遺跡への起点となる町
「フローレス」までは旅行会社のシャトルバスが結んでいて
所要10時間、運賃は40ドルだった。
このごろでは移動時間は全くといっていいほど苦にならず、
バスが動き出すとすぐに眠気に襲われる。
思考回路をストップし、イヤホンで耳をふさいで目を閉じる。
ホンジュラスもそうだが、グアテマラの北部も暑さが堪えた。
太陽の日差しはたいして強くないのに
とにかく蒸し暑い。
バスが停車すると窓からの風がなくなるので汗が止まらない…。
早く動いてくれ、、、暑さで何度も目を覚ました。
休憩の度についついコーラに手が伸びてしまうし
放心状態に近いうつろな表情のまま10時間をやり過ごした。
バスの手配
フローレスの町に降り立ち、
まずはやるべきことが2つあった。
1つはティカル行き、もう1つはベリーズ行きのバスを調べること。
どちらもターミナルからバスが出ていたが
サンファントラベルという旅行会社のシャトルバスを利用するのが
安上がりだとわかった。
ティカル往復で60ケツァール(約480円)、
一番早い午前5時の便でホテルへのピックアップをお願いした。
ここフローレスからティカル遺跡までは60kmも離れている。
遺跡はジャングルの中にあり、
そのロケーションはアンコールワットを彷彿とさせる。
中米最大のハイライトと言ってもいいだろう。
明日の観光が楽しみだ。
ペテン・イツァ湖畔
久々のふたり旅は楽しい。
昨日コパン遺跡(ホンジュラス)を一緒に巡ったヒロ君と
そのまま行動を共にしている。
宿もシェアできて安上がりだし、
何より食事がひとりじゃないのは嬉しい。
ひとりの食事は味気なく、ついファストフードで済ましてしまう。
さっと食べ終えて店を後にする、いわゆる“吉牛”感覚。
スペイン語圏なので話しかけられるのが億劫なのもある。
フローレスの町は、ペテン・イツァ湖畔にあり
湖に浮かぶフローレス島にはホテルや土産店が集中している。
宿は島の手前、サンタ・エレ-ナ地区に取ったので
散歩がてら島まで歩いみることにした。
斜陽が湖面を照らし、キラキラと美しい。
島の中央にあるカテドラルへと足を伸ばした。
夕食はタコスだった。
宿の周辺にはタコス屋が多く、メキシコが近いことを実感させる。
メキシコの主食トルティージャに
挽肉、トマト、タマネギは挟み、すだちを絞って食べる。
旨い、旨いよ。
アボガドが添えられていたので
秘密兵器として常備している醤油を取り出し、
アドガドを醤油にくぐらせれば、トロの味。
最近はハンバーガーばかりだったので
こういう食事はいいものだ。
楽しい食事、美味しいものを食べると
つい胃が大きくなってしまう。
「タコス、おかわり!」
ふたり旅、はじめました。
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