撮って、撮って

ここはキルギスの首都ビシュケク。
ソ連時代の計画都市で、歴史は浅いが景観が美しい。
朝一番にパキスタンビザを取ろうと思っていたが、
今日はメーデー。

日本大使館も、パキスタン大使館も休みだった。

 

地図を片手に街歩き

じゃあ(いや、待ってました!)、と気持ちを切り替えて
ビシュケクをたっぷり観光しようじゃないの。
地図を片手にブラブラと街を歩いた。

緑が多く、カラっと乾いた静かな街。
ここはロシアの血が濃いためか、
アジアよりもぐっと洗練された
ヨーロッパの雰囲気を感じる。

歩き疲れたら路面電車。
こいつに飛び乗ってあてもなく街をさまよう。
車内では、おばちゃんから「これを付けなさい」と、
イスラムのリボン(?)を手渡された。
快く左胸に飾ると、グッド!と満面の笑みで肩を叩く。

 

バザールが見えてきた

そして、あれがマナスの像だよ、ここは美術館ね。
と、窓の外を指し示してガイドが始まった。
ダー、ダー(うん、うん)と頷き、
スパシーバ(ありがとう)と、
わずかに知っているロシア語を繰り返した。

でもいいな、この感じ。
しばらくすると大きなバザールが見えてきたので、
ここで降りたい!と、運転手に合図し
路面電車から飛び出した。

 

オシュバザール

ここは庶民の台所で、熱気があふれている。
中でも印象的だったのが米売場。
長い米や小粒の米、赤いオズキョン米も売られていた。
写真が撮りたかったので、
カメラを指差し「撮っていいかい?」とサインを送った。

すると、笑顔で首を立てに振ってくれた。
「スパシーバ」※ありがとう と、その場を去ろうとすると、
“待て”がかかった。

やべぇ、お金を請求されるのか?と、少し身構えると、
「私も撮りなさい」と、言い出した。
もちろん喜んで引き受け、モニターで撮った画像を見せた。

$%&‘($%&’$%&(←キリル語)と、
なにやらつぶやきながら、周囲の人を呼び寄せた。
それに呼応して、次は私、撮って撮って!と、輪が広がる。

なぜか皆、カメラを向けると真顔で微動だにしない。
スマ~イル♪と、空気を和らげようと試みたが
カメラに慣れていないのか、そういう文化なのだろう。

 

行き先はわからない

バザールにいる間、
いろいろしゃべりかけてきたが、言葉はわからない。
「ヤーポン、ヤーポン」(KAZ) と、
日本人であることをアピールし、合掌のポーズで「ありがとう」を伝えた。

なんだよ、キルギスっていいところじゃん♪
大量のリンゴを抱えながら
行き先のわからない路面電車に再び飛び乗った。

 

旅のカケラ/slideshow

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