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コトル旧市街を朝の散歩に出かけた
午前7時、観光客の姿は皆無。
朝靄のコトル
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さて、10時のバスでドゥブロヴニクに戻るので、
それまでの時間は町歩きを楽しむことに。
昨日とは打って変わって快晴。
しかも観光客もいないので、
贅沢なひとときが過ごせそうだ。
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↑「Hotel Rendez Vous」
それにしても、よくも旧市街のど真ん中で、
リーズナブルなホテルが取れたものだ。
「Hotel Rendez Vous」、
次に再訪したときのために覚えておこう。
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地図は役に立たないほどの迷路なので、
適当に歩くのが正解。
小さな町なので、だいたいの景色は覚えてしまった。
まずは南門から出てコトル湾を眺める。
朝霧で幻想的な景色が広がっていた。
対岸は見えず、時折大きな警笛が鳴り、
そこにフェリーがいることを知る。
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青空市場の準備も進んでいた。
カラフルな野菜や果物がキレイに並べていく。
市場の瑞々しい空気感は、
旅に欠かせない大切なポイント。
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別れの鐘
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時計塔やトリプン大聖堂、聖ルカ教会を巡った。
昨日も訪れた場所だが、観光客がいないだけで、
まったく違う表情を見せてくれる。
8時になり、大聖堂の鐘が鳴り響いた。
乾いた甲高い音色。
負けずに船の警笛もブォーンと返す。
こちらはずっしりと低い音。
カラン、カランと遠くの教会の鐘も鳴り出し
町中が共鳴した。
なんだろう、この不思議な感じは…。
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そして同時に、コトルで過ごす
タイムリミットを告げる合図でもあった。
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バスに乗り込み、ドゥブロヴニクに戻る。
国境はとにかく混んでいて、
2時間以上も足止めを食らってしまった。
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いつまでも、動かないバス。
いったい何時に着くのやら…?
今日の予定がすべて狂ってしまったが、
これも旅の醍醐味だと、飲み込むしかない。
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