小さなアキタビ ’20 北海道編①

久々に訪れた成田空港。
人はまばらで、営業している店舗もほんのわずかだった。
一番景色が変わった場所かもしれない。

辛うじて営業してスタバに行き、
「ずっとこんな感じですか?」と聞いてみたところ、
最近ようやく営業再開をしたけど、
閑散としているとのこと。
空港はいつもウキウキする場所だけど、
廃墟の一歩手前という暗い場所だった。

 

それでも旅に出る

いつもなら、海外に飛び立つのだが、
コロナの影響でどこにも行けやしない。
きっとこの先3年は海外に行けないだろうな…、
つい暗い気持ちにかられる。
高額な会費がかかっているプライオリティパスも虚しい。

GK119
18:15成田→20:10新千歳

このチケット、GW用に買ってあったチケットで
本来の行先は宮崎だった。
しかしながら、緊急事態宣言でフライトはキャンセルになり、
かわりにバウチャーが送られてきた。
同額のチケットが買えるバウチャーだったので
行先を北海道に変え、そして今日を迎えた。

 

新千歳空港

空港の外に出ると、すっかり秋の風。
国内といえども、北海道は異国感を味わえるからいい。
レンタカーの手続きを済まし、
広く空いた道路で、気持ちよくアクセルを踏み込んだ。

時刻はもう22時。初日は千歳に宿をとった。

■トイロンズホテル千歳
1泊朝食付きで5070円(GoToトラベル割引適用)

 

深夜食堂

遅い夕食はホテルからすぐのところにある鄙びた繁華街へ。
その一角にひっそり佇む「美空食堂」は、
赤提灯が吊るされ、ご主人が軒先で焼き鳥を焼いていた。
17時に開店し、深夜2時までやっている深夜食堂。
これぞ旅先、いい雰囲気だ。

カツカレーが美味しいらしいが、
せっかく北海道に来たので注文したのは
「ほっけ焼き定食」(1300円)。
待つこと20分、
じっくりと焼かれた巨大なほっけが運ばれてきた。
ほくほくの白身、北のご馳走だ。

初日は移動だけで終わったが、
深夜食堂で静かに更けていく夜が心地よかった。
さあ、明日の出発は6時。
いよいよ北の大地を大移動する。

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