ホテルに荷物を置き、
おまけの那覇タビに出かける。
午後3時、まだ時間は充分に残っている。
国際通りから平和通り・市場中央通りの
商店街を奥へ奥へと進む。
景色はすっかり東南アジア!
バンコクを歩いている気分だ。
ここに行きつけ(?)のソーキそば店がある。
「ソーキそば専門店 田舎」
まず驚くのがその価格。
ソーキそばが何と390円!
お肉も2枚で、ほろほろによく煮込まれている。
麺は細平麺を使用していて、コシが強いのが特徴。
島とうがらしと、紅しょうがを加えて
自分好みの味に整えれば完璧。
たぶん、この店は10回以上はリピートしていると思う。
つづいて「壺屋やちむん通り」へ。
やちむんとは沖縄の焼物のことで、その歴史は古く、
なんと6600年前に作られた土器がはじまりだとか。
窯元が多数集まっているのが壺屋やちむん通り。
我が家には各地の焼物が多くあるが、
沖縄のやちむんも多い。
今回は7寸くらいの皿を探すことにした。
通りを2往復し、よく吟味して
これ!という2枚を購入。
釉薬が鮮やかで、絵柄も独特。
1枚4000〜5000円と、なかなか勇気のいる値段だったが
気に入った皿を買うと、長く愛着が湧くのでよしとする。
買物を終えると、時刻は18時。
荷物を抱えて通りにあるカフェに入った。
「うちなー茶屋&ギャラリー ぶくぶく」
注文したのはさんぴん茶と紅芋パフェのセットで1050円。
紅芋のアイスに、濃厚な紅芋餡が添えられている。
そして何より、やちむんの食器でいただけるのは
雰囲気もあって気分が上がる。
香りの高いさんぴん茶は旅の疲れを癒してくれた。
こうして小さなタビは
やさしい時間の中で幕を閉じた。
島時間の癒し効果は高く、
ストレスフリーな日々が続いた。
島は不便ではあるが、
時間がのんびりで人々も穏やか。
古き良き日本を感じることができた。
心がすり減ったら、
またふらっと、
島時間に触れにきたいと思う。
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