チェコの街には人形劇場やマリオネット博物館、
マリオネット専門店が何軒もある。
その背景にあるのは第一次世界大戦。
ドイツによるゲルマン化が進められ、
公でチェコ語を話すことが禁止された過去がある。
しかし、独特の言い回しを主体とする人形劇だけは
チェコの文化としてチェコ語での上映が許可されていた。
こうしてマリオネット劇は大人の情報交換場となり、
それに伴って演技する人形自体も
大人向けの繊細で緻密なものへと変わっていったとか。
プラハ(チェコの首都)の旧市街を歩いていると
多くのマリオネットを目にする。
価格も1000円~3000円と、意外とリーズナブルで
ついつい手を伸ばしてしまう。
3体ほど購入したが、これがまた嵩張る…。
ずっと持ち運びに気を遣う羽目になってしまった。
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