シラーズ産のギャッベ

シラーズ(イラン)の遊牧民である
ガシュガイ族の手織り・草木染めのギャッべ。
40cm×40cmと、少し小さめのサイズを購入した。

 

山羊や生命の木

ベージュをメインにした素朴なギャッベで、
図柄は山羊や生命の木など、
代表的なモチーフがバランスよく使われている。
四つ角にはポンポン(房)も。

山羊は、家族同様に大切していることから財産で、
生活が豊かになるようにという思いや感謝する想いも込められている。ます。衣食住を与え
生命の木は、なつめやしや糸杉など、
樹齢の長いことから「長寿」や「健康」を願うモチーフ。

センターにある模様は幸せの窓で、
幸せを呼び込む入り口を表すモチーフだとか。
そして、ひし形のトランジはガシュガイ族のアイデンティティで
伝統的なギャッべによく用いられている。

 

 

質感が良くて、使うのがもったいない

イランのギャッべの特徴は品質の良さ。
この地域は夏冬の温度差や昼夜の温度差が大きい環境で、
そこで育った羊の毛を刈り紡いで使っているため
良質なウールが使われている。
もちろんすべて手織りで
気の遠くなる時間をかけて作られている。

椅子に置いて使うサイズだが、
汚れないように棚に飾っておくことにする。

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