指を咥えて見てるだけ…。

世界有数のリゾート「カンクン」。
宿は物価が比較的安いセントロにとっているので
今日はバスに乗って「ホテルゾーン」と呼ばれる。
高級ホテルが立ち並び、純白のビーチが広がっている、
いわゆる“写真でよく目にするカンクン”を見に行こう。

 

カンクンリゾート

水着は置いてきた。
実はこれが大正解だった。
セントロからR-1と表示されたバスに乗り15分、
カリブ海とラグーンに挟まれた細長い半島に出る。
ここがホテルゾーン。
煌びやかでアメリカのラスベガスみたい
(行ったことはないけどさ)

一番賑やかそうだったカンクン岬でバスを降りる。
シーフードを謳った水上レストランやショッピングモール、
そして突き出た半島に沿って超!高級ホテルが建ち並んでいた。

「スゲー…」

驚きというか溜息。
こんなところに泊まれるのは新婚旅行くらいか?
肝心のビーチは…、まったく見えない。
というのもホテルの敷地内にあって
宿泊者以外立ち入り禁止!?
まぁ入れるはは入れるんだけど、
入場料で40ドルほど取られるらしい…。無理。

 

高級ホテルが建ち並ぶ

ビーチが見えず、ヤシ並木のアスファルトを黙々と歩く。
さすが太陽の国、日差しは容赦ない。
コンビニや土産店に避難して冷房にあたる。
そしてまたビーチを目指す。
これじゃ高級ホテルを見せつけられてるだけじゃん(泣)
世界屈指のリゾート、でも指を咥えて見てるだけさ…。

歩けども、歩けども
そこは足の裏から伝わってくるアスファルトの暑さと
毎日、どれだけの外貨が落ちているのか…
と思わせる高級ホテルばかり。
水着持って来なくて正解だったよ(場違い、お門違い)

で、バスに乗った。
もう歩けない。
っていうか歩いてる人なんていないよ、ここ。
みんなタクシーかゴルフカートに乗ってるもん…。
でもあきらめない。
バスの車窓からあの青いビーチを見てやるさ。

 

コバルトブルーの海

ヒルトンホテルを過ぎたあたりに
公共のビーチを見つけた。
バスは半島の先まで行ったら同じ道を折り返して来るので
そのまま乗車し、再びヒルトンホテルが見えてきた辺りで降りた。

純白のビーチ?
まぁ、白い。
でも写真で見るよりははるかに整備不足…。
公共ビーチにも力入れてよね。

それでもコバルトブルーの海は平等だった♪

 

旅のカケラ/slideshow

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