奥会津の下郷町にある「塔のへつり」。
へつりとは地元の方言で断崖のことを指し、
塔の形をした断崖が連なっていた。
へつり工房
ここにこぢんまりとしたこけし店がある。
土湯系の北村和弘工人の工房で、
店頭にはたくさんのこけしが並んでいた。
こちらのこけしは、奥会津こけし、
へつりこけしと呼ばれているが、
嵌め込みの頭、頭部に蛇の目の輪、
胴模様はろくろ線の組み合わせなど、
王道の土湯系こけしだった。
山深い渓谷にある、昭和の雰囲気満点の
工房で出会った奥会津こけし。
希少な1体を手に入れてとても満足だ。
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