銀山こけし(伊豆護工人)

山形の銀山温泉に工房を構える「伊豆こけし工房」。
ここで3代に渡って作られているのが、
その地名を冠した「銀山こけし」である。
また、一子相伝により伝統を継いでいるので
「伊豆こけし」とも呼ばれている。

その特徴は、少女漫画のような瞳とおかっぱ頭。
銀山こけしが作られはじめたのは大正14年頃で、
当時、鳴子のこけし工人と交流があったことから、
頭の形と胴のくびれが鳴子系を踏襲し、
色白なところもその流れを汲んでいるものと思われる。

また、NHK朝の連続ドラマ「おしん」
に使われたこけしとしても有名で、
背中に「おしんこけし」と書かれている。

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