「小諸」と聞くと、立ち食いそばで有名な
小諸そばが真っ先に思い浮かぶ。
残念ながらここ小諸が発祥の店ではなく、
名前の由来はわからなかった。
北国街道の信州そば
加賀のお殿様が通られた歴史の道である北国街道。
中山道の追分から北国街道に入り、
小諸を経て上田方面に向かうそうだ。
小諸は古い町並みが残る旧宿場町。
ここに、創業1808年の老舗の蕎麦屋がある。
店舗は総欅造りの黒い漆喰で仕上げられた土蔵で、
その歴史の重みをずっしりと感じる雰囲気だった。
辛味大根おろしそば
高峰高原で自家栽培した地粉を使い、
春は山菜、秋はきのこなど地元で採れる食材を使った
メニューが楽しめる名店。
15時近くに到着したが、それでも行列ができていて
30分以上待つことになった。
本当は天ぷらを食べたかったが、
揚げるのに30分かかるという。
今日は埼玉まで帰らなきゃいけないのであまり時間がない。
そこで「辛味大根おろしそば」(1120円)と、
「野沢菜おやき」(182円)を注文することに。
信州そばらしい、冷水でよく〆られたツルツルのそば。
ほんのりと甘味があり、のどごしが抜群に良い。
行列に並んだ分、有難みもひとしお。
しっかりと噛みしめて、美味しさを堪能した。
そばの中でも信州そばが一番美味しいと思うけど、
人気店は行列必須なので大変だ。
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