珈琲亭ルアン(大森/東京)

電車に揺られること1時間、
食事ではなく、カフェのためだけに
わざわざ足を運んだのは「珈琲亭ルアン」。

 

映画にも登場する純喫茶

1971年創業。
テレビ番組やドラマのロケ地としてもよく使われている。

看板からして雰囲気があった。
貴族のような味のある男性が描かれ、
経年劣化でアンティークな雰囲気を引き立てている。
これは期待が高まる。

店内はまさにタイムスリップしたように
想像通りのレトロ空間。
革張りのソファーに、レトロな調度品の数々。
薔薇柄の絨毯もいい。
こんな場所で静かに読書なんて素敵だろうな。

 

プリンスオブウェールズ

「ルアン」という店名はフランスの地名にちなんだもので、
ヨーロッパの街角に迷い込んだよう。
食事メニューはパンのみで、
「ハンバーガー」(590円)を注文することに。
2つセットでお得感があり、
厚めのパティは濃厚で美味しかった。

ドリンクはとても種類が多く、中でもコーヒーは
ウィンナーコーヒー、イタリアンコーヒーをはじめ、
ハイカラなコーヒーメニューがズラリと並んでいた。

あいにくコーヒーは苦手なので
「プリンスオブウェールズ」(510円)という
初めて目にするブレンド紅茶にした。

調べて見ると、1921年に
皇太子・エドワード8世のために作られたパーソナルブレンドらしい。
紅茶のコニャックと呼ばれ、
キーマンやアッサムをベースにした香り高い紅茶だった。
1日の〆に飲む、イブニングティでもあるらしい。

 

天空からカフェラテ

こちらの「カフェオレ」(540円)はインパクトがある。
ハリーポッターに出てきそうなコップに
高い位置からコーヒーとミルクを淹れてくれる。
こうすることで味がまろやかになるのだとか。

写真映えするけど、外したら大惨事だし、
なかなかスリリングな淹れ方だと思う。

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