洋食の朝日(神戸市/兵庫)

 

出張2日目。
今日はホテルの朝食をパスして
昨夜に続いてビフカツを食べに行く。

ここ神戸には、数多くの洋食の名店が揃っている。
昔から貿易が盛んな神戸港を持ち、
異人館といった外国人居留地もあることから、
早くから異国の文化が取り入れられていたそうだ。

2軒目のビフカツとして目をつけたのは
「洋食の朝日」

実はこの洋食店が本命だったが、
昼間しか営業していないため、昨日は間に合わなかった。

昭和35年頃に創業。
西元町駅から徒歩3分、商店街の近くに店を構えている。
平日でもかなりの行列と聞いていたので、
開店1時間前の10時にお店に到着。
すでに5人ほどが並んでいた。

店の前のベンチに腰掛け、
しばらく並んでいると、
お店の人がメニューを手渡してくれた。

10時半、まだ開店前だがオーダーを聞かれ、
そのあとすぐに店内に案内してくれた。

 

店内はレトロな感じで、
オープンキッチンになっていた。
なんだか活気があって心地良い。
そしてすぐに注文した
「ビフカツ(1380円)」が運ばれてきた。

洋食の朝日でダントツで1番人気なのが
この牛フィレ肉を使用したビフカツ。
薄い衣が張ちきれんばかりの肉厚なカツ。
程よい酸味と深みのある
濃厚なデミグラスソースがしっかりとかかっている。

 

 

昨夜食べた洋食のSAEKIも良かったが、
ボリュームは満点だ。

ひと口。

なんだ、この圧倒的な柔らかさは!
まるでシャトーブリアンのような食感だけど、
しっかりと食べ応えがあって、ごはんが進む!

デミグラスも、これぞ秘伝の味!
と言わんばかりの存在感のある味わい。

これは朝から行列ができる訳だ。
相席の人はビフカツに加え、
単品でコロッケと豚の生姜焼きまで頼んでいて、
孤独のグルメを生で観ているようだった。

 

神戸の洋食文化は恐るべし!
ぜんぜん気取ってなく、
安くはないけど、高くもない、
まさに街の洋食屋なのだろう。

店を出ると、行列はさらに伸びていて
20人以上は並んでいた。
まだ、11時なのに…。

でも、なんども通って、
いろんなメニューを楽しめる、
地元の人がうらやましい…。

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