ナツタビ’14(ボルネオ編) #10 運命の人

 

旅の終わりは少し切ない。
だから早く起きて、
少しでも長く旅を続けようとする。

ここサンダカンの朝は活気に満ちていた。
街に溶け込むのはやはり楽しい。
彼らの生活を真似すべくバスに乗り、
適当な場所で降りてみる。

そしてもうひとつ、
市場に行くことも重要なポイント。
セントラルマーケットにはフードコートがあり、
大皿のおかずを指差してライスに盛り付けてもらう。
2品選んで3リンギット(約100円)だった。

ふと隣をみると、
おじさんが美味しそうにチャイをすすっていた。
早速真似して、同じものをちょうだい!と指差す。
食後のチャイ、1リンギット(約32円)。
アツアツ、甘々♩

 

午後は最後の冒険に出かける。
1泊2日のキナバタンガン川のリバークルーズだ。

日本で予約すると4万円と言われたが、
キリバル登山でお世話になった
ガヤロッジにメールで依頼したところ、
9000円程度で手配してくれた。

約束の時間に迎えに来てくれた
スタッフ(?)に連れられ、ツアー開始。

ところでこのツアー、実は内容を知らない笑
1泊2日の川下り、としか…。
バスに揺られ、まずはセピロック
(オランウータンのリハビリテーションセンター)に立ち寄った。

さぁオランウータンを見に行こう!と息巻くも、
1人の男性をピックアップしただけでバスは出発。
あれ? セピロックはツアーに入ってないのか??
少し残念だった…。

 

行程を知らないまま
バスはどんどんジャングルを目指し、
スカウという小さな村に着いた。

小さなボートに乗り換え川下りスタート!
時計はすでに16時を回っていた。
今日も一日、アバウトな感じで
旅は転がっていたが、悪くない。

キナバル登山でやりきったから、
今はただ身を任せて余韻に浸りたい。

川を滑るように熱帯雨林の森に分け入るボート。
川べりの木々が揺れると、
そこには固有種のテングザルの群れがいた。

 

ズームをいっぱいに伸ばし、
なんとかフレームに収める。
揺れるボートの上では
なかなかピントが合わなくて苦労した。

あいにくの曇り空で夕焼けには出会えなかったが、
最後にとっておきのプレゼントをくれた。
ガイドが指差すその先に茶色い物体!?
よ〜く目を凝らす。

あ、いたっ!

枝に隠れていて見づらかったが、
たしかにオランウータンだった☆
なかなか出会えないのに、なんてラッキー。

旅の天気と運には自信がある!

 

 

静かな夜。
森を潤す雨の音が心地いい。
旅の終わりは、
静かな方が余韻に浸れる。

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