マサイマラ国立保護区は、ナイロビから約260キロ。
広さは1,800平方キロメートルもあり、
大阪府と同じくらいの大きさ。
4年ぶりに訪れたサバンナは、
相変わらずの動物天国だった。
マサイマラ国立保護区
マサイマラの名前は、
この地に暮らす先住民マサイ族と、
国境を流れるマラ川に由来して名付けらた。
肉食動物・草食動物ともにその種類、個体数が最も多く、
ケニア随一の動物王国として知られている。
今回のサファリは3泊4日で200ドル。
保護区の入場料はもちろん、
移動代、ガイド代、食事代、ホテル代
も含んでいるから安いと思う。
当日、もう30ドルプラスして
ホテルもアップグレードした。
マサイマラに到着すると、
サファリカーに乗ってゲームドライブのスタート。
サファリカーは天窓が開閉式の四輪車で、
天窓の部分から顔を出して、走り周りながら動物を探す。
これぞアフリカ
道は悪路だが、見渡す限りの地平線!
これぞアフリカ、という雄大な景色が広がっている。
ライオン、ゾウ、サイ、ヒョウ、バッファローのことを
「ビッグ5」という。
これらをすべて見るのが目的だが、ヒョウがなかなか見られない。
ドライバーの腕と運が重要で、
驚異の動体視力で遠くに潜む動物たちを探してくれる。
今回はとっておきのアイテムを用意した。
重さ2キロはある、600㎜の望遠レンズである。
このバスーカがあれば、迫力があるアップの写真が狙える。
チーターやジャッカル、キリンやシマウマ、
次々と動物が現れた。
最初はテンションがあがり、必死にカメラを向けるが
だんだんと見慣れてしまう。
ライオンですら、ただの景色に思えてしまうのは少し残念だった。
イボイノシシなどの草食動物、
ダチョウやカンムリヅルなどの鳥類のほか、
タレク川にはカバやワニも生息していた。
イヤホンを取り出し、
音楽を聴きながら風を浴びる。
気持ちいいなぁ~。
春のような気候で、だんだん眠たくなってきた。
このサファリで最も印象深い光景は、
朝日に照らされるサバンナと、
夕日に染まる雲の美しさ。
これは一生忘れないだろうな。
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