赤と青のトリコロールカラーに魚模様をあしらった
フィッシュボーダーが特徴の「石巻こけし」。
伝統こけしではないが、
いずれは12系統入りを目指しているそうだ。
石巻こけしを制作しているのは昭和5年創業、
石巻の立町商店街にある林屋呉服店の林貴俊さん。
東日本大震災で被害を受けた石巻を
元気にしたいという思いからこけしづくりを始めた。
手に入れたのはこちら、
3寸の小さな1体で、
大きめの頭がかわいい。
こけしといえば山のイメージが強いが、
この石巻こけしは海街で誕生しただけあって
海を想起する、さわやかなデザイン。
持っているどのこけしにも似ておらず、
独特の雰囲気を放っている。
工房兼店舗の「Tree Tree Ishinomaki」の
Facebookやサイトを見ると、
緑のこけしや様々な形のこけしがいて、
どれも魅力的だった。
季節ごとに新作が誕生するようなので、
今度仙台方面に行った際には
店舗に立ち寄ってみたいと思う。
『Tree Tree Ishinomaki』
石巻市立町2-6-25
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