あんべ(遠野市/岩手)

「ジンギスカン」というと北海道を思い浮かべると思うが、
ここ遠野もその歴史は古く、
1930年頃からジンギスカンが食されてきたそうだ。
市内スーパーでも、当たり前のように生の羊肉が売られていて、
地元の人にとっては、とても身近な料理になっている。

遠野のジンギスカン店で評価が高かったのが「あんべ」。
昭和30年創業で、遠野で知らない人はいないほどの有名店。
遠野駅に降り立ち、スマホで地図を見る。
約2キロ、なかなかの距離だった。
タクシーを使うのはもったいないので徒歩で向かうことに。

北風が強く、とても寒かった。
ここまでして行くのだからいやがおうにも期待は高まる。

 

住宅街の中に佇む、レトロな民家風のお店を発見。
開店直後だったのですぐに席に座れた。

 

おすすめは「成吉思汗定食ラムカタロース」(1400円)。

赤身と脂身のバランスがよく、ジューシーでとってもおいしいですよ、
と、食べログには書かれていた。
鍋に火がともると、ようやく寒さがやわらいできた。

 

1人前でもなかなかのボリューム。
これで1400円はお得だ。
新鮮なラム肉は独特の癖がなく柔らかい食感で、
秘伝のタレとの相性も抜群!
1枚ずつ丁寧に焼いて、その旨さを堪能した。

わざわざ来るだけの価値がある、絶品ジンギスカン。
札幌の「だるま」も好きだけど、甲乙つけがたい高いレベルだった。
またいつか、再訪できるといいな。

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