行こうと思っていた洋食店が閉まっていた。
時刻は16時、この時間にやっている店は少ない。
空港に向かわなければいけないので
急いで店を見つけなきゃ。
数々のシェフを輩出した神戸洋食の名店
孤独のグルメさながら街を彷徨う。
どうせなら行ったことがない店で、
人気のある美味しい店がいい。
あ、やってる!
営業中の看板を見つけ、迷わず入店した。
一番有名な洋食店かもしれない「グリル一平」、
これ以上ないいいチョイスだろう。
「グリル一平」は1952年創業。
神戸新開地に本店がある老舗洋食店で、ここ三宮は3号店らしい。
行列ができる人気店ながらさすがに16時の店内はガラガラだった。
看板メニューは薄焼玉子で巻いた「オムライス」(800円)。
こちらのデミグラスソースは淡路産のタマネギをベースに、
秘伝のレシピで4日間かけて作っているそう。
創業以来変わらない味を守り続けている。
ふわとろのオムライスも美味しいけど、
このオーソドックスな昔ながらスタイルもやっぱり旨い。
見た目もキレイだし、少しずつスプーンで崩しながら
大事に食べるのがいい。
今回の神戸出張を締め括るに相応しい、
最高のワンプレートだった。
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