土用の丑の日も近いので
うなぎを食べに行く。
諸説あるが、うなぎの蒲焼の発祥の地とも言われている
浦和でどこかいい店がないか探してみた。
明治21年創業の老舗うなぎ店
江戸時代、浦和近郊は沼地が多く
行楽の人々に沼地でとれたうなぎを出したのが始まりだとか。
うなぎの蒲焼という200年来の伝統の味は、
「浦和のうなぎを育てる会」によって今でも受け継がれている。
口コミで人気が高かったのが「満寿家」。
高級紀州備長炭と秘伝のタレで丁寧に焼き上げた、
国産うなぎは絶品だと評判だ。
店に行ってみると、なんと1時間待ち!
150席以上あるのに、こんなにも人気店だとは….
1時間後、カウンター席に通してもらい
「うなぎランチ」(1600円)を注文した。
うな重は3000円以上するのだが、
ランチで提供されるこのお得なうな重は
ややうなぎが小ぶりながら、とってもお得だ。
肝吸、香の物もついていて、
高級感は遜色なし。
そっと蓋を開けてうなぎとご対面。
いい香りが漂ってくる。
山椒を振りかけ、箸を通すと
身が簡単にほぐれてフワッフワだった。
優しい味に、タレも存在感があって相性もバッチリ。
最高のマリアージュだ。
ごはんは無料で大盛りにでき、
お重にぎっしりと詰めてくれるので食べ応え充分だった。
ここのランチは、気軽にうな重が食べられてありがたいが、
この行列は値段以上にハードルが高くて残念だ。
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