信州に行った!〜その1〜

 

 

大学時代の後輩に結婚祝いを持っていくため
信州に向かうことに。
この時期、信州は紅葉の季節で
カラフルな山なみが楽しめる。
美味しいグルメも期待しつつ、
愛犬ちくわを連れて車を走らせた。

ナビをセットすると長野県松本市までは約270キロ。
思ったよりも遠かったが、天気は快晴。
ちくわのテンションも朝から爆上げになっているw

上信越道に入ると山なみが赤や黄色のグラデに。
運転中で写真が撮れないのは残念だったが、
なんとも気持ちのいいドライブだ。
裾野には小さな里山があり、これぞ日本の原風景。

待ち合わせは正午。
後輩には「美味しい信州そばが食べたい」
とリクエストしておいたので
「榑木野(くれきの)」というそば店を案内してくれた。

 

本店に向かったわけだが、
あいにく団体バスが来ていて
50人以上待ちという大混雑…。
このままでは日が暮れてしまう。
松本駅前にある「榑木野 駅舎店」へ移動した。

こちらの店舗も行列ができていたが回転は早く、
15分ほどで店内に入ることができた。
食べログをみると駅舎店の方が点数は高く、
ちょっとラッキーな気持ちになった。

創業は1991年。
長野県産のそばを石臼挽きし、
挽きたてのそば粉を使用した
本格手打ちそばが自慢。

「有頭海老天ざる」(1680円)と、
うるち米にそばの実を混ぜた「五平餅」(350円)
を注文した。

大きな海老に、自家栽培した野菜の天ぷら。
サックサクの衣が心地よく、
野菜もきのこも風味が強くて旨い。
天汁はほとんど使わず、
塩もかけずにそのままの味を楽しんだ。

そばは更科に近い白っぽい色。
実はそばを麺状にして食べる「そば切り」は、
実は長野県発祥だそうだ。
喉越しがよく、そばの風味もしっかりと味わえる。
締めは濃いそば湯を堪能した。

ちくわは残念ながら店に入れず、
車の中でお昼寝タイム。
可哀想なので次はちくわも入れる
「大王わさび農場」へ。

北アルプスの雪解け水が湧き出る安曇野市。
大王わさび農場はこの豊かな水資源を利用して、
わさび栽培を行っている。
日本一広いわさび農場で、その広さはなんと45000坪!
美しい清流を眺めながら遊歩道を歩き、
わさびの栽培風景を見学した。
いつもは散歩嫌いのちくわがなぜか元気に歩く歩く。

お土産に「大王わさび」を2本購入。
会計を待っているとわさびの試食と言われ
掌にべちょっとのせてくれた。
口に入れてみると、予想以上に辛い!
この試食、ちょっとした罰ゲームみたい…。

 

ここから少し車を走らせると
森の中に佇むログハウスのカフェがある。
「ティータイム ガルニ」

夕方になりすっかり冷え込んできたが
ちくわ付きのためテラス席に座り、
「ホームメイドケーキ」(400円)と
「紅茶」(450円)を注文した。

ドラマ『優しい時間』に出てきそうな雰囲気の良いカフェ。
こんな場所でのんびりと読書できたら
幸せな気分になるだろうな。

 

11月の長野は寒い。
熱々の紅茶もすぐに冷たくなり、
ガタガタと震えてきた。
ちくわも寒そうにしているし、
今夜の宿に向かうとしようか。

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