浅間茶屋 富士吉田本店(富士吉田市/山梨)

 

ほうとうは武田信玄公も食していたと言われる、
山梨の郷土食。
うどんより太めの麺をたっぷりの野菜と一緒に煮込み、
味噌仕立てにしている。
今まで食べたことがなかったので今回が初体験。

 

ペット可のテラス席

北口本宮冨士浅間神社のすぐ近くにある
「浅間茶屋 富士吉田本店」。
レトロな民芸調の店内は囲炉裏もあり、
鉄鍋で煮込んだ熱々のほうとうが食べられる。
ペット連れだったので、少し寒かったがテラス席に通された。

到着したのは14時過ぎだったが、駐車場は満車だった。
ずいぶんと人気がある店のようだ。
メニューを見ると名物の「かぼちゃほうとう」をはじめ6種類、
どれも1000円オーバーの強気の価格設定だ。

 

ほうとう定食

迷った挙句、小鉢がついた「ほうとう定食」(1650円)をオーダー。
もくもくと湯気を立てながら鉄鍋が運ばれてきた。
寒かったのでこれはいい!
蓋を開けると、たっぷりの具材が顔をのぞかせた。
中でもこだわっているというかぼちゃが印象的だった。

自家製味噌を溶かし込んだスープと麺の相性はバッチリ。
見た目はきしめん、でもコシのないやわらかい麺は
ほかに表現しようがなく、「ほうとう」なのだろう。

美味しいかと言われれば、
味噌煮込みうどんやなべ焼きうどんを選びそうだが、
雰囲気込みで満足できる一品だった。

 

 

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