鰻はし本（八重洲/東京）

梅雨の晴れ間。本日は給料日、
昼食は贅沢をしてうな重を予約してある。

泰斗商店 横山さんの鰻

東京駅のすぐ近く、歴史を感じる佇まいの「鰻はし本」は、
国産鰻にこだわり、信頼を置いている３池から
生産者の顔がみえる鰻を仕入れている。

今日は鹿児島県泰斗商店の横山桂一さんが手がける
ブランド鰻「横山さんの鰻」だそうだ。

注文したのは「うな重　い」（3520円）と「肝吸い」（220円）。
まずは肝吸いと香の物が運ばれてきた。
お吸いものはホッと癒される優しい味。
香の物を摘んでいると、真打登場！
やや小ぶりのお重だった。

ありがたく蓋を開けると
お重いっぱいに鰻の蒲焼がのっている。
タレ壺にしっかりと潜らせて焼かれているのだろ、
薄味ながらもしっかりとコクがある。
身もふわふわで、さすが国産のブランド鰻。

山椒をかけ、追いタレをして、
丁寧に身をほぐして口に運んだ。
量は足りなかったけど、本当に美味しいものは
足りないくらいが丁度いい。
満腹になってしまうと、
この有り難みを忘れてしまいそうだから。