一隆 本店(仙台市/宮城)

釜石出張の旅ごはん、その2。
釜石からの帰り道、
あまりに移動が長いので仙台で途中下車。
牛タンを食べようじゃないか。

いつも発祥店ばかり行っていたので
今回は違う店を探すことにした。
見つけたのは、

一隆 本店

創業四十数年で、こちらの店主は、
牛タン生みの親と言われている
佐野啓四郎氏(太助初代店主)の第一期の直弟子として修行を積み、
その後1973年に独立して「一隆」を開業されたそうだ。
牛たんの仕込みから焼き上げまで
昔ながらの「手作り」にこだわり続けている。

暖簾をくぐると、
15席ほどのこじんまりとした空間。
カウンターに通され、目の前では
香ばしく牛タンが焼かれていた。

メニューは牛タン焼き、味噌カツ、ミックスの3種類。
専門店という感じで潔い。

迷わず『牛たん焼き定食(1400円)』をオーダー。
決して安くはないが、他店と比べるとかなりリーズナブル。

程なくが牛タン焼き、麦飯、テールスープが運ばれてきた。
漬物は白菜漬けと南蛮みそ漬けがひとかけ。
牛タンは重ねられていて、8切れも!

焼肉店で食べる牛タンとは全くの別物で、
この弾力と味わいは何度食べても衝撃的だ。
テールスープにも、よく煮込まれたテール肉がゴロンと2つ入っていた。

ピリ辛の南蛮漬けでアクセントをつけながら、
完食するまで感動が終わらないこの一食。

わざわざ新幹線を途中下車し、
15分以上歩いて食べに行く価値はある!
ついでにずんだ餅でも買って帰るとしよう。

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