遅い夕食はホテルからすぐのところにある鄙びた繁華街へ。
その一角にひっそり佇む「美空食堂」は、
赤提灯が吊るされ、ご主人が軒先で焼き鳥を焼いていた。
17時に開店し、深夜2時までやっている深夜食堂。
これぞ旅先、いい雰囲気だ。
深夜食堂
カツカレーが美味しいらしいが、
せっかく北海道に来たので注文したのは
「ほっけ焼き定食」(1300円)。
待つこと20分、
じっくりと焼かれた巨大なほっけが運ばれてきた。
ほくほくの白身、北のご馳走だ。
地元の人らしきお客はカツカレーを食べていた。
やっぱり美味しそうだ。
家の近くにもこんな店があったらいいのにと心底思う。
深夜食堂で静かに更けていく夜は
旅情と哀愁が入り混じった、
優しい時間だった。
銀だら定食(1200円)
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