博多でレンタカーを借り、
呼子まで出かけることにした。
午前8時、今日も快晴だ。
呼子の朝市
博多から車で約2時間、佐賀の呼子町に着いた。
車を停め、まずは「呼子朝市」を覗いてみる。
日本三大朝市の一つであるが、
コロナ禍のためか人出は少なかった。
大きなスルメイカを2杯、
そして5枚セットのスルメ、塩辛などを買い込み
お目当ての活イカ店を目指すことにした。
活イカ料理
呼子町は玄界灘に面した港町。
漁業が盛んな町で、玄海の海で生き生きと育った活イカは、
驚くほど透き通っていて新鮮。
海から店までの移動距離が少ないため、
生きている「イカの活造り」が味わえる。
「河太郎」に行ってみると、開店30分前にもかかわらず
長蛇の列が出来ていた。
帰りの飛行機の時間もあることだし、ここはパスしよう。
そんなこともあろうかと、先ほどの朝市で情報を仕入れておいた。
「漁火」というお店がオススメらしく、
呼子の海岸線沿いに店舗を構える人気の海鮮料理店だとか。
場所も河太郎のすぐ近くだった。
「いか活造りコース」(3000円)。
透明なイカの活造りと後造りの天ぷら、
いかしゅうまい、茶碗蒸し、小鉢、デザートまでついている。
まだピクピクと動いているイカは、鮮度抜群。
透明感とコリコリの食感がたまらない。
イカ刺しの概念が変わってしまうほど。
しばらく活造りを食べていると、一旦イカを回収。
待つこと数分、揚げたての天ぷらとなって戻ってきた。
サクサクの衣とコリコリのイカがまさに絶品。
おろしポン酢によく合う。
ただ、いかしゅうまいだけは河太郎の方が好みだったかな?
福岡に来るたびに、ひと足延ばして訪れている呼子。
季節ごとに提供されるイカが変わるし、
この鮮度、この味はわざわざ来るべき価値がある。
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