幻(?)の24ヶ国目

昨夜、ショックなことが起きた…。

ネットカフェでウイルスに感染して以来、
騙しだまし使っていたウチのVAIO君。
Windowsの起動に15分、
Wordですら開くのに2分かかる(遅っ!)
それでも延命治療をつづけながら
大切に扱っていたが、ついに末期症状に陥った。

あれ!?
“IE”(インターネット・エクスプローラー)
がないーっっっっっ!!(汗)
無線LANを搭載してるので、
最近は毎日部屋でネットをしていたのだが、
(中東ってネット無料の宿が多い)
LANはつながっているのに、
ネットにアクセスできない…、
やっぱり“IE”がないからか??

急いでネットカフェで、“IE7”と“Firefox”
をダウンロード!
それをVAIO君に注入(インストール)だ!
…ん、拒否?? なんですと??
「もう、辛いから楽にしておくれ」
まさかそういうことなのかい?

 

行きたい場所

おっと、前置きが長くなってしまった。
愚痴を聞いてほしかったんですよ(泣)
気を取り直してと。

さて、23ヶ国目「イスラエル」に入ったわけで、
日本で抱いていたイメージとは全然違ったわけで、
なんというか、平和なわけで…。

“危ない”ってイメージ強いでしょ、この国?

たしかに周辺国とノーマルな外交関係を持っていない
異分子的な国ですわ(表現がキツかったらゴメンなさい)。
ところが、いざ入国してみると、
あれっ?こんなはずじゃ…
と、穏やかでのんびりした平和さを知るんです。
まぁ、表面上の平和かも知れないけど、
いち旅行者ですから、実情までは見えないわけで…。

そりゃ国境付近はたしかに戦時下か!
というくらい緊張感あります。
入国審査がやったら厳しいし、
UNのマークもよく目にしました。
でも、ここエルサレムは
自由を謳歌しているように思えてならない。
うん、いいことだ。

さっそく三大聖地(キリスト教、イスラム教、ユダヤ教)が
集まる旧市街を練り歩きたいところだが、
もっと好奇心をくすぐられる場所があった。

「パレスチナ自治区」である。

 

 

ベツレヘム

それはさすがにやめといた方がいいかな?
そんな忠告が聞こえてきそうだったが、
でもね、こちらで集めた情報では
やっぱり“平和”なんだって。

もう見てみなきゃわかんねぇ、
オラ、パレスチナさ行くだ!!
アントニオ猪木はんもそう言ってます。
「行けばわかるさ、迷わず行けよ」

エルサレムから南に約10km、
「ベツレヘム」というパレスチナ自治区がある。
街の名はヘブライ語で「パンの家」らしく、
でもアラビア語では「肉の家」…ってどっち!
じゃあ間をとってハンバーガーの家ってことで、どう?
(あぁ月見バーガー食べたい)

冗談はさておき、旧約聖書にも登場する古い街なんです。
創世記とか、イサクとか、ヤコブとか、
聞いたことあるけど説明できないし、
説明してたら今日の日記が終わらないので割愛!
とにかく由緒正しき街なんでございます。
ここで生まれたのがかのイエスなんですわ。

 

教会の鐘が街中に響く

街には『生誕教会』があり、そりゃ立派で
ありがた~い雰囲気をしっかり感じてきましたさ。
街中に教会がいっぱいあって、
クリスマスキャロルが流れる頃には、
君と僕の答えは見えているだろうし、
(わかるかな?あの名曲ね)
街は華やいでいるんだろうな。

正午には教会の鐘が街中に響いてたし、
白い壁に白い石畳、
靴音がコツコツって気持ちいい。
迷路みたく細い道が入り組んでるから
何度も道を尋ね、
そのたびに親切に道を教えてくれた。

イエスの生家といわれる
「聖ヨセフの家」も見たし、
ヨセフが天使からお告げを授かった洞窟がある
「ミルク・グロット」も見たし、
街中キレイだった、のどかだった、来てよかった♪

途中郵便局へ立ち寄った。
ガイドブックによるとパレスチナ自治区だけで
使える切手があると書いてあったためだ。
窓口で聞いてみると切手を見せてくれた。
その中から気に入ったものを購入し、切手帳に貼った。
(つづく)

 

 

旅のカケラ/slideshow

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