ナツタビ’13(モンゴル編)#13 (fin) innocent world

 

iPhoneのアラームが鳴る。
いつもと同じ音、
そしていつもと同じ午前7時。

明日はこのアラームを日本で聞き、
ネジを巻いて仕事に向かうのだろう。
不思議な感覚だ。

カーテンを開けると、陽射しが眩しかった。
ウランバートルは雲ひとつない快晴だ。

 

午前9時。ホテルをチェックアウトし、
タクシーで空港に向かった。
車窓から街並みを眺める。
抜けるような青空と潔い旅の終わりが重なった。

イヤホンで音楽を聴く。
旅のはじまりは「モンゴル800」を流していたが、
ラストソングに選んだのはミスチルの
「innocent world」だったー。

 

およそ国際空港とは思えないチンギスハーン空港。
国際線の搭乗口は1つしかない。
まずは仁川(韓国)までの空の旅。

 

約1時間のトランジットを経て
仁川→成田の便に乗った。
こうして夏旅は幕を閉じた。

 

久々の東京はとても暑かった。
9日間の旅で何かが劇的に変わるわけではないが、
あの、世界一周の記憶をいま一度、
濃厚に思い出すことができた。

もう一度世界一周をしようなんて気はさらさらない。

でもときどき、旅のチカラに惹かれ、
旅のカケラを集めにいきたくなる。

たぶん一生。

 

成田空港からの帰り道、
こうして旅日記をまとめながら
聴いた曲は、
innocent worldだった――。

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