ハルタビ ’16(ペルシャ編) ♯9 星に願いを

 

(イランから)飛んでイスタンブール!
日帰りでトルコにやってきた。
7年ぶりのイスタンブールに心踊る。

昨夜は空港泊。
硬〜いベンチと喧騒のもと、
眠れたのはたったの2時間…。
異国の孤独な夜は果てしなく長く感じた。

今夜もまた空港泊なので憂鬱だが、
このブルーモスクを見たとたんに
眠気も、疲れも、憂鬱な気持ちも全部吹き飛んだ!

 

 

ヤバいわ、イスタンブール!!!

街に溶け込むモスク。
その美しさと、圧倒的な存在感は
7年前の記憶とすぐにリンクした。

これ、これ!この景色が見たかったんだよ。

 

実は天気予報は雨だった。
タラップを降りたときは小雨が降っていたが、
街歩きを始めたとたん、青空が見えてきた。
相変わらず天気運は抜群である。

さて、今回は日帰り観光なので、
許された時間はたったの8時間。
イラン旅が終わっても、
まだもう少しだけこのハルタビは続く。

しかし、旅の記憶ってすごい!
脳裏に深く焼き付いているからか、
地図がなくてもだいたいの位置関係はすぐに思い出せた。
イスタンブールのもっとも効率的な巡り方を
身体が教えてくれる。

 

ブルーモスク、アヤソフィア、
イェニ・ジャーミィ、スュレイマニエ・ジャーミィ…
この街には見どころが多すぎて嬉しい悲鳴w
早く次を見たくて、
ついつい小走りする自分に笑えてしまった。

 

グランドバザール、
エジプシャンバザールはすごい人だった。
最近のテロの影響で、出入口の警備は入念だ。

気になっていたアレッポ石鹸をバザールで発見した。
以前シリアのアレッポに行った際に購入し、
旅で重宝した高品質の石鹸。
いまシリアがあんな状態なので、
数も少なく、貴重なものになっているようだ。
以前より高くなっていたが、
懐かしさもあり3つ購入した。

 

 

ガラタ橋。
あのときの旅をなぞるべく、
定番のサバサンドを食べた。
たしかこの店で買ったはず。

 

もう7年も経つのか…
時間の早さに少し怖さを覚えるけど、
こうやってすぐに同じ時間をやり直せるから
なんだか不思議な気分だ。

新しいものを見るのもいいけど、
懐かしさを感じながら、
旅をやり直すのも悪くない。

残され時間は容赦なく減っていき、
頭の中で砂時計を想像して気持ちが焦る。

 

ガラタ橋の近くにあるエミノニュ桟橋からフェリーに乗った。
甲板に出て潮風にあたると旅情はいっそう高まる。
カモメがすぐ近くを飛んでいて、いい光景だ。

陽が傾き、風がずいぶんと冷たくなってきた。
アジアとヨーロッパを結ぶボスポラス大橋を見ながら、
これでイスタンブールの旅を締めくくることにした。

昨日はイランの旅が、
今日はトルコの旅が終わった。

 

空港に向かうトラムの窓からオレンジに染まる夕陽を見た。
ふいに淋しい気持ちが込み上げてくる。
旅は楽しいけど、
旅の終わりはいつもセンチメンタルになる。

今夜もまた、空港のベンチで眠った。

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