ハルタビ ’16(ペルシャ編) ♯4 さくらの唄

 

新しい朝、新しい街。
夜行バスは約1000キロ走り、
エスファハンに辿り着いた。

あぁ~身体が痛い…。

朝6時、眠い目を擦りながら
これからどうしようか頭を働かせる。

 

バスターミナルからタクシーを拾い、
目星をつけておいた宿に向かった。

タイミングが良かったみたいでベッドを確保。
久々のドミトリーだが文句は言ってられない。
というのも、エスファハンは超がつく人気観光地なので、
安い宿がなかなか取れないらしい。

 

荷物を置き、シャワーを浴びたら
早速観光に出かける。今日も元気だ。

 

 

「世界の半分」と称えられるエマーム広場。

マスジェデ・エマーム、
マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー、
アーリー・ガープー宮殿と、
横綱級のイスラム建築の傑作が建ち並ぶ。
さて、どこから手をつけようか?

 

困惑するくらい綺麗な広場だったw
モスクワの赤の広場もすごかったが、
こちらも負けていない。
特に小さな色彩タイルを敷き詰めた
繊細なモザイク模様は圧倒される。
宗教のことはよくわからないが、
祈り強さがこの芸術を産んでいるのだろう。

イランは人類最古の文明と言われる、
紀元前3500年頃に始まった
メソポタミア文明にまで遡る古い歴史を誇る国で
様々な王朝が興亡を繰り返してきたため、
各地に様々な時代の遺跡やモスク、
ペルシャ式庭園、宮殿など
華麗なペルシャ建築が多数存在している。

 

周囲1キロはあるだろう広場を何周しただろうか。
職人街やバーザールもあるので
どれだけ歩いても楽しすぎる。

 

ペルシャ絨毯やミーナーカーリーを眺めては
チャイをご馳走になりながら商談を楽しんだ。
当たり前だけど、広場から外れにある店ほど安いので、
小さな絨毯やミーナーカーリーの皿を
予想よりもはるかに安い値段で買えた。

 

世界の半分で、1日の半分を過ごし、
この旅もこれで半分が過ぎた。

 

 

少し離れた場所にも世界遺産はあるので、
マスジェデ・ジャーメという寺院建築と、
チェヘル・ソトゥーン庭園(ペルシア式庭園)
にも足を運んだ。

 

 

お腹が空いたのでバザールの中で
ひと際賑わっている店に入った。
もちろんメニューは読めず、
隣の人が食べていたものを指差し
「同じものを」と注文した。

 

 

銀の皿に、アツアツのペーストが盛られている。
これをチャパティに包んで食べるいつものスタイル。
もちもちの生地と、
挽肉の香ばしさがよくマッチして旨い!

活気があって、ローカルな雰囲気が
とても居心地良かった。
ごちそうさま。

 

カラッと晴れた空、
旅先はいつも晴れに恵まれる。
残念ながら、イランは
著しくインフレが進んでいるためか、
観光料金が凄まじい勢いで上がっていた。

入場料はどこも約800円で、
全部に入っていたらお金がもたないため
外観だけで我慢した場所も多かった。
その分、たっぷりと雑貨を買い込み、
リュックがパンパンになってきた。

 

夜、この街で知り合った
日本人5人で食事に出かけた。
エスファハンではたくさんの日本人旅行者に会う。
みんな一人旅で、
彼らの旅の話を聞いていると時間を忘れる。
生の情報ほど心惹かれるものはなく、
この旅で行きたい場所を書き加えた。

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