フユタビ ’15(コーカサス編) ♯08 Melody

 

旅をしていると、
良いことと悪いことは交互にやってくるもの。

80ヶ国目、アルメニアに入った!
この旅の最後の国だ。

 

昨夜は無事にジョージアから国境を越え、
渓谷にポツンと建つ「IRIS」という宿に泊まった。
マルシュルートカの運転手はとても親切な人で、
言葉の通じない日本人を心配してくれて
国境でも付き添ってくれたし、
宿の名前を告げると、
「あー知ってる、知ってる」と、
わざわざ宿まで送り届けてくれた。
スパシーバ!!

しかもこの宿は超!アタリ!!
誰も宿泊客がいなくて、
「あなたが今年最後のお客さんよ」だって。

国境を越えてきたからお金を持ってなかったので
ATMがあるスーパーまで車で連れていってくれたし、
お腹が空いていること告げると、
急遽、夕食も作ってくれた。
かなり料理の評判がいいらしく、
運転手もオススメしていたくらい。

食べきれないくらいの品数が出てきて、
アルメニアの家庭料理を満喫できた。
いやぁ美味しかった。

食後にチャイを飲みながらしばし歓談。
英語が話せるマダムだったので、
翌日の観光プランを練ってくれたし、
ドライバーも手配してくれた。

 

さて、世界最古のキリスト教国であるアルメニア。
今はアラベルディという山あいの町にいる。
白銀の世界で、気温はまさかの-18℃。
よくぞこんな時期に訪れたものだ。

 

ここを訪れたお目当は、
ハフパット修道院とサナヒン修道院。
どちらも世界遺産に登録されていて、
口コミの評判が良い。

ハフパット修道院は、10世紀に創設され、
その外観の美しさはこの時期だからなおさら幻想的。

 

 

サナヒン修道院も負けていない。
これまた雪深い峠を越えて
わざわざ来たかいがある存在感だった。
観光客は皆無で完全に貸切状態。

このコーカサスの旅は見どころがいっぱいで
すべてが期待値を超えていく。
毎日が幸せ過ぎて怖いくらいだ。

 

さて、首都エレバンに向かいますか。

運転手がエレバンに向かう
マルシュルートカを見つけてくれて
次の運転手にバトンタッチ。
言葉は通じないけど、
顔を見てればだいたいは通じる。

約4時間の雪道ドライブ。
料金はたったの350円だった!

でも、良いことの後には必ず悪いことが…。

 

エレバンで最初に乗ったタクシーが大ハズレだった。
あきらかに胡散臭い感じで、
料金交渉の際も返事に温度を感じない。
案の定、500ドラム(125円)で頷いていたのに
到着したとたん5000ドラム(1250円)だと言い出す。

でも、そんな気がしていたから策はとってあった。
こっそりと財布からお金を抜き、
その財布ごと運転手に渡して
「ほら、こんだけしかないんだよ!」
と突っぱねてやった。
しかも、納得しないなら降りないから!
と、籠城を決意。さすがに運転手も根負けしたのか
1000ドラム(250円)で手打ちにできた。
ニヤリ。

 

しかし、さらなるトラブルが…。

予約しておいた宿が無い…。
どうやら廃業したみたい。
早めに予約しておいたのがあだになった。

気温-18℃、ガイドブックもないし、
なんせ言葉が通じない。
近くに停まっていたタクシーに助けを求めた。

彼には片言ながら英語が通じた!
実はこのタクシーが超アタリで、
宿探しを手伝ってくれることに。
今日は大晦日、
どのホテルも満室か、もしくはとても高くて…

結局、2時間も街を彷徨った。
それでもなんとかホテルが見つかり、
タクシー代がいくらかを尋ねると
たったの1600ドラム(400円)!

2時間も運転させて、
しかも彼のケータイで電話をかけまくりの、
ホテル代も交渉してくれてのこの料金。
優し過ぎて泣けてくるね。

 

明日、この運転手が迎えに来てくれる。

行きたい場所に連れて行ってくれるという。
1日付き合ってくれて料金は3000円でいいと。
(200キロ近く走るのにサンキュ!)

彼なら信頼が置けると、信じている。

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