ナツタビ ’16(オーストラリア編) ♯5 STAY GOLD

 

夜明け前、ホテルのすぐ横にあるカフェで
温かいスープとチェリーパイを頬張る。

ダウンを着て過ごしたメルボルンのナツタビは、
あっと言う間に最後の朝を迎えた。

 

この旅を締めくくるラストシーンは
世界一美しい海岸道路と呼ばれる
グレート・オーシャン・ロードを目指す。

本当はレンタカーをしたかったが、
仕事が立て込んでしまい、
国際免許を申請しに行く時間がなかった。
だから今日は現地で見つけたツアーに参加する。

ツアーは緊張感がなくなるからあまり好きじゃないが、
ここオーストラリアでは
日本にいるとき以上に気が抜けているので
あまり関係なさそうだ。
久々に英語が通じる国を旅すると、
その便利さに驚かされる。

 

さて、車は順調に走り、
サーフィンのメッカでもあるトーキーに着いた。

ここからいよいよ
グレート・オーシャン・ロードの始まりで、
アランスフォードまで約280キロの道のり。

途中にビュースポットや
野生のコアラやカンガルーが見られる
スポットにも立ち寄ってくれた。

あいにくコアラは高い木の上で
丸くなって眠っているので、
何かの実にしか見えないけどw

 

 

 

海辺の町、アポロベイで昼食。
冬の潮風は冷たいが、明るい陽射しと、

軽快なサーフミュージックに心が弾む。

スモークチキンのハンバーガーと、
普段はコーヒーが苦手だけど
こちらで人気のフラットホワイトを注文した。
心地良く、時間が流れていく。

 

原始の森に立ち寄ったあとはいよいよ
ポートキャンベル国立公園。
「十二使徒」と呼ばれる奇岩が海にそびえている。
この旅のハイライトであり、
このナツタビのラストシーンである。

途中、少し雨が降り、
ドライバーも今日はどうかな?
と不安げだったが、
旅先の天気運はいつも最強!

きっちりと雨はやみ、
しかも写真を撮る瞬間にだけ
雲の切れ間から太陽が差し込んだ。

 

波に乱反射する光。
奇岩が霞み、神秘的な光景を作り出す。

STAY GOLD

 

初めてのオセアニア、
82ヶ国目の旅はここで幕を閉じよう。
帰国へと気持ちを切り替え、

記憶を反芻しながら300キロ先にある
空港へと舵を切った。

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