フユタビ’13(モロッコ編)#7 世界一の迷路

フェズの朝。
早いもので、モロッコの旅、最後の街。
箱庭都市と言われるメディナ(旧市街)は、
1000年前からその姿を変えていないとか。

 

城壁で囲まれた坂の町に、
幾重にも細い路地が入り組んでいる。
世界一の迷路へようこそ。
日本で例えれば、
尾道を100倍複雑にした感じだろうか。

門の付近には自称ガイドがたむろしていて、
「迷路を案内する」と近づいてくる。
ノー、ノー、ノーと振り払い、
いざ1000年前にタイムスリップ。

細い路地に人が溢れ、
その脇を窮屈そうにロバが通り過ぎていった。
マラケシュとはまた違った趣きがあるメディナだ。

タンネリと呼ばれる皮染め場を見学し、
皮や金属、刺繍の職人街を抜け、
そして迷子になるw

アフリカらしくない中世のアラブ。
どこを旅しているのだろう?と、
時代さえも見失いそうで楽しい。

結局、7時間も迷路を彷徨ったーー。

10ヶ月も前に買ったモロッコ行きのチケット。
あっと言う間に旅の時間は流れていくから切ない。
旅中は、次の街への期待感と、
終わりへのカウントダウンが入り混ざり、
いつも複雑な思いになる。

 

旅の終わりを告げるフェズの夕焼けは、
どこまでも赤かった。

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