南部系こけし(田山和文工人)

以前、高尾山で催されたイベントで
盛岡こけし(田山和泉工人)を1体購入していた。
今回、盛岡を経由するので、せっかくなら現地でこけしを手に入れたいと、
「もりおかこけしの五葉社」という工房にお邪魔することにした。

南部系こけし(田山和泉工人)

2019.12.05

親子!?

道に迷いながらたどり着いた工房。
中に入れてもらうと、作りかけのこけしがズラッと並んでいた。
このゴチャっとした感じがとても好きだ。
いろいろ話をしているうちに気が付いたのだが、
実は以前購入したこけし(田山和泉工人)のお父さんだった。

まだ作りかけだった永吉型こけしが気に入り、
「もう塗料が渇いたと思うし好きなのを選んでいいよ」と言ってくれた。
やさしい表情のこけしをじっくりと吟味した。

そもそも、永吉型こけしは依頼を受けての
製作スタートだったらしい。
素朴で単純な模様ながらなかなかに難しいとか。
店頭には並ばないこけしらしく、
今回入手できたのはとてもラッキーだ。

正式には鳴子系外鳴子系列に分類されているが、
アタマのカタチを少しアレンジして
盛岡こけしと呼ばれるようになった。

工人いわく、くり、どんぐり、くるみの3種類があるそうで、
今回は、田山和文工人の永吉型こけし(くり)と、
田山和泉工人のこけし(くるみ)を購入させてもらった。

今度訪れた際はどんぐり、を手に入れたいと思う。

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