南部系こけし(田山和泉工人)

 

「2019年高尾山こけしまつり」では、
全国11系統の伝統こけし約1000体が並んだ。

お目当ての高尾山こけしは入手したので
最後の1体はなかなか目にしない
南部系こけしを買うことにした。

目を引いたのは田山和泉工人の作品。
オリジナルのキュートな「盛岡こけし」で、
かわいらしい表情が魅力だった。

盛岡こけしとは南部系こけしの一つで、
南部系こけしでよく見られる
頭部がゆるく固定されたはめ込み式ではなく、
煤孫家から木工技術を学んだ安保一郎工人の流れを汲む。
栗のようなかわいい頭が特徴。

また、田山和泉工人の作品は
ユニークなものが多く、
ファッション性を取り入れたものが有名。

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