やちむん(沖縄)

 

 

 

やちむんとは、沖縄の方言で「焼き物」のこと。
やちむんの歴史は古く、
なんと6600年前に作られた土器がはじまりだとか。

 

その魅力は何といっても鮮やかな色使い。
沖縄の青い海を彷彿させるコバルトブルーや、
棕櫚の木、南国の植物の緑。
そして躍動感のあふれる紋様が絵付けされる。

フォルムはぽってりと厚みがあって、
大皿料理によく合いそうだ。
今回はパスタ皿として使用できる
7寸くらいのものを探すことにした。

 

 

向かった先は「壺屋やちむん通り」。
窯元が多数集まっている通りで、
以前は伝統的な紋様を用いた器が多かったが
最近ではモダンなデザインが増えている。

 

 

通りにある店を1軒1軒細かく見て回り、
どれにしようか絞り込んでいく。
1つは「点打」という、手描きの丸模様が乗ったものにした。
3280円と、まぁ予算通り。

最後まで迷った青い皿も購入することにした。
中東で目にするような絵付けが印象的で、
1枚5000円もしたので躊躇していたところ、
B品コーナーに1枚だけこの皿が出ていた。

手にとって隅々まで調べてみたが、
傷やヒビはなく、店員にその理由を聞いてみたが
「作家の方が気に入らなかったのかな?」
と、明確な理由はわからなかった。

30%引きの3500円で購入でき、ラッキーだった。

 

一通り買い物を終えると通りにある
「うちなー茶屋&ギャラリー ぶくぶく」
に入ってひと休みすることに。
どうやらやちむんの食器で提供してくれるらしく、
コーヒーは好きなカップを選ばせてくれる。

注文したのは、
さんぴん茶と紅芋パフェのセットで1050円。
紅芋のアイスに、濃厚な紅芋餡が添えられている。
香りの高いさんぴん茶は旅の疲れを癒してくれた。

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