フィルムLEICAに憧れて

LEITZ-MINOLTA CLを購入したのは
もう7年ほど前のこと。
フィルムLEICAが欲しかったし、
価格も中古で5万円ほどと手ごろだった。
そして何より、生産されたのが1976年と、
誕生日が一緒なのだ。

入門用・廉価版ライカとして企画されたライカCL。
このネーミングは、Compact Leicaの頭文字に由来していて
日本のミノルタとの共同開発だった。
日本製ライカとして名を馳せたCLであるが、
その生産年数はわずか4年。
いまではコレクターズアイテムとなっている。

35mmレンジファインダーカメラで、レンズは
「M-ROKKOR QF 40mm F2」を採用している。

ライカCLは、それまでのM型ライカに比べ
大幅な小型化・軽量化を成し遂げ、
機能面でも、ライカM5に続き、
露出計を内蔵しているのが大きな特徴。
速写性の高さが持ち味のレンジファインダーカメラで、
軽さも手伝って、かなり使い勝手のいい機種である。

ただ、フィルムの入れ方が難しく、
すぐに外れてしまうので気を遣う。
また、露出計を装備はしているが、
目分量で設定をしなければならないので
デジタルに慣れてしまっているため、
こんなくらいかな?と恐る恐る設定している。

現像代もかかる訳で、とてもクセの強いカメラだが、
モノクロフィルムを入れて撮影すると
LEICAらしい風合いが楽しめる。
ほとんど使ってないけど、
手放さずに大事にしたい名機だ。

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